病理検査の問題点
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病理検査の問題点

一般の病院では、検体採取から診断報告までに早くて5日間、平均で1週間近く掛かります。この間、患者様は不安と戦うことになります。このストレスにより、体調が悪化したり、進行度の早い癌の場合は、その分病気が進行してしまったりします。このような病理検査の問題点を解決するには、標本作製を迅速に行う必要があります。検体を採取したその日のうちに診断が可能となり、すぐに治療を開始できるので、安心できるというメリットがあります。

 

また、問題点として病理医が常勤している病院が少ないことが挙げられます。迅速に標本が作製できても診断を下せる病理医が週1回の勤務であるケースでは、報告が遅くなることもあります。この問題点の解決としては、標本の顕微鏡像を委託病理医に見てもらい、勤務日以外でも診断が可能なテレパソロジー(遠隔病理診断)を利用する方法が挙げられます。

 

良性であるのか、悪性であるのかの判断は病理医が顕微鏡で細胞の形や構造から判断します。病理医によって、要注意であるのか、良性であるクラスVなのか、悪性の癌と断定することはできないが、癌にかなり近いクラスWであるのか、異なる診断を下す場合があります。病理医の経験だけではなく、標本の状態にも左右されますので、きれいで診断しやすい標本を作ることが大切になります。

 

病理診断名は、まだ完全に統一されていませんので、病理医によって違う病名として判断されることがあります。